音で記憶を呼び覚ます
日本のある鉄道の歴史
そこにはたくさんの人の営みがありました
電車エレクトロニカはさまざまな土地の路線を走る電車のモーター音をトリガーに、
その路線の歴史やエピソードを1つの音の物語りにした作品たちです。
鉄道は人や物を運ぶだけではなく、様々なものごとも運んできました。その物語は明治の日本初期の人車鉄道からはじまります。
鉄道が発達するには多くの人の手によって大工事が行われ、トンネル掘削など危険な作業を人力で行っていた時代がありました。
鉄道が樹木の根の様に広がっていくこの歴史を辿ることは、その当時の人々の生活や時代を辿ることになります。
『電車エレクトロニカ』は、鉄道の成り立ちを通してその物語を音で表現する音の物語です。
様々な土地に根差した作品を制作しています。
音まちの一環として2016年から展開したものは、千住の鉄道と街の記憶を
レコードには現代篇
鉄道が発達するには多くの人の手によって大工事が行われ、トンネル掘削など危険な作業を人力で行っていた時代がありました。
鉄道が樹木の根の様に広がっていくこの歴史を辿ることは、その当時の人々の生活や時代を辿ることになります。
『電車エレクトロニカ』は、鉄道の成り立ちを通してその物語を音で表現する音の物語です。
様々な土地に根差した作品を制作しています。
音まちの一環として2016年から展開したものは、千住の鉄道と街の記憶を
レコードには現代篇
Bandcampには過去篇を発表しており、主題となる土地土地でキーになる機関車や電車、遺構を中心に音の物語の作品を作っています。
私達の歴史には、鉄道が深く関わっています。
電車エレクトロニカという立体音響作品を通じてその土地の歴史を紐解ければと考えています。
昔の鉄道を知っているご高齢の方にお話を聞いたり、資料館などで調べたり、市の福祉課などを入り口に養護老人ホームなどのお年寄りの集まる施設にてインタビューを行なったり、地元にて聞き取り調査したその思い出を音の物語のエピソードにしています。
なぜエレクトロニカというと、電車のモーターは電気で動いている為、電波を発しています。その電波は昔ながらのラジオのダイヤルを回すことで周波数を合わせ、遠くからその電波を受信する事ができます。
国鉄時代に走っていた車両は激動の昭和、平成、令和を走って来ています。その貴重な車両達はどんどん引退しています。動いているモーターでないとその音を受信する事ができない為、その音の記録を録る機会が失われてしまいます。
音のインスタレーションを制作し、ワークショップなどで参加者を募集し実際にホームに集まってもらった方達にラジオを傾け電波を受信し、みえない音からみえない昔からの歴史を思い起こしてもらえたらと考えています。
ワークショップは電車のモーターの近くにいた方が音が大きくなる為、ホームや高架下などで行えたらと考えていて、安全に留意し行えたらと思います。実際に電波をキャッチして音を捉えることはとても興味深く、参加者の表情が明るく変わるからです。この音の物語を繋ぐ未来の為に親子や若者などを対象に考えたいと思っています。
電車エレクトロニカという立体音響作品を通じてその土地の歴史を紐解ければと考えています。
昔の鉄道を知っているご高齢の方にお話を聞いたり、資料館などで調べたり、市の福祉課などを入り口に養護老人ホームなどのお年寄りの集まる施設にてインタビューを行なったり、地元にて聞き取り調査したその思い出を音の物語のエピソードにしています。
なぜエレクトロニカというと、電車のモーターは電気で動いている為、電波を発しています。その電波は昔ながらのラジオのダイヤルを回すことで周波数を合わせ、遠くからその電波を受信する事ができます。
国鉄時代に走っていた車両は激動の昭和、平成、令和を走って来ています。その貴重な車両達はどんどん引退しています。動いているモーターでないとその音を受信する事ができない為、その音の記録を録る機会が失われてしまいます。
音のインスタレーションを制作し、ワークショップなどで参加者を募集し実際にホームに集まってもらった方達にラジオを傾け電波を受信し、みえない音からみえない昔からの歴史を思い起こしてもらえたらと考えています。
ワークショップは電車のモーターの近くにいた方が音が大きくなる為、ホームや高架下などで行えたらと考えていて、安全に留意し行えたらと思います。実際に電波をキャッチして音を捉えることはとても興味深く、参加者の表情が明るく変わるからです。この音の物語を繋ぐ未来の為に親子や若者などを対象に考えたいと思っています。