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「みえない音」
Invisible sounds
ー A journey of invisible sounds ー

NEWS 2018.3.16

​​第21回文化庁メディア芸術祭 エンターテインメント部門 
​審査委員会推薦作品
 に 「みえない音」が選ばれま
した! 

[  文化庁メディア芸術祭はアート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門において優れた作品を顕彰するとともに、受賞作品の鑑賞機会を提供するメディア芸術の総合フェスティバルです。平成9年度(1997年)の開催以来、高い芸術性と創造性をもつ優れたメディア芸術作品を顕彰するとともに、受賞作品の展示・上映や、シンポジウム等の関連イベントを実施する受賞作品展を開催しています。] (〜メディア芸術祭についてより)
第21回は、作品応募4,192作品が寄せられ、過去最多となる世界98の国と地域から応募があったそうです。「みえない音」はCREATIVE HACK AWARD 2016 にて ソニー特別賞 を受賞した作品でもあります。
この度の選出には、この「CREATIVE HACK AWARD」での受賞が私達の大きな原動力になりました。また、みえない音へいざなってくれた「エレクトロニコス・ファンタスティコス!」 和田永さんや、東京NICOS Orchest-Labメンバーの影響が多大にありました。
✨✇私達親子「りーるとぅりーる」につながるみなさま、本当にありがとうございました ✇✨

みえない音/ Invisible sounds ー A journey of invisible sounds ー

みえない音がたくさん身の回りにあることにある日気がついた11歳のRyota。 
「みえない=立ち現れない音」は、どうしたらみえるようになるのか様々に実験し、身近なラジオやiPadを使ってその音を探り出しながら作品を制作。目にみえない音に興味持った11歳の彼だからこそわかった事や感じた事を表現し、音響作品に仕上げた。 ​
​小さな時から音にとっても興味があり、ある日みえない音がたくさん身の回りにあることに気がついた、11歳の息子のRyota。
はじめ「みえない音ってどんな音?」と聞くと、『星の音(星の光る音)とか、雪の降る音、鳥の飛ぶ音、お空の雲の音、かな…。』と思考していた。
彼は「みえない=立ち現れない音」 をどうやってみえるようにするのか色々実験するようになった。

ある日、おもちゃの電車のモーターやリモコンの赤外線はラジオで探る事ができ、電気で動くものはラジオでチューニングすることでみえない音を取り出す事が出来ると知る。

みえない音のなかでも「高周波」が目に見えない、聴こえる人もいれば、聴こえない人もいるという事を知ったRyota。 彼は19,000Hz位まで聴こえるので、まさか聴こえない人がいるなんて思いもしなかった。 その聴こえない高周波にとても興味を持ち、これを聴こえない人にも体感出来るようにするにはどうしたらいいのか実験を続け、ある日iPadで高周波をサンプリングすると音として認識されるのを発見。 「人には聴こえていなくても、iPadには聴こえているんだ…」と『人間の限界』と『機械の可能性』を体感。

実験の最中、クラシックのコンサートでチゴイネルワイゼンを体感した際、2階席の後ろの方でもバイオリンの嘆きが聞こえて来て、消え入りそうなもの凄い高い音でも確かに耳に届く音の層に驚いたRyota。その後、気に入ったチゴイネルワイゼンをYouTubeで探して聴いていたら「なんだか平面、機械みたい。リアル感が無い。会場の大ホールで聞くと立体感があってカッコよかったのに!」と、あの時の体感と全く違う事に愕然となる。
実際、自分のサンプリングした音も、映像やYouTubeになると様々な音がカットされてしまう…と言う事実を目の当りにもする。

その場でなっているのに、機械に通すと聞こえなくなってしまう音がある。『機械の限界』と『人体の可能性』を体感する深い出来事によって『見えない音だからこそ大事で、音は丸ごとその場で 身体全体で楽しむことが一番大事な事なんだ!』と11歳のRyotaはこの活動から導きだした。

目に見えない音を探る冒険の中で11歳の彼だからこそ発見したこと、わかったことや感じた事を
「みんなにも知ってもらいたい!」と作品を制作。メイキングダイジェストとして表現した。「みえない=立ち現れない音」を見つけ出だす「音の冒険」は始まったばかりで、今も冒険の真っ最中である。

​【解説】YouTube動画上で詳しくは字幕で解説。字幕をONにしてご覧ください。 また、日々思考した足跡をTwitterに掲載中…。


「みえない音」を使ったミュージックコンクレート
『みえない音達の合奏/The ensemble of invisible sounds』

画像
「みえない音=立ち現れない音」である電車の走行音、電気自動車(日産のリーフ)の走行音、フラッシュの光る音、リモコン、おもちゃの電車の走行音をラジオのチューニングして「みえる」ように取り出し、高周波をiPadを使ってサンプリング。環境音もサンプリングして全体の音を組み立て制作した。
「みえない音達が集まって合奏をしたら、どうなるのかな?」という発想から生まれた、みえない音達のための音楽作品。 

Picture
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WIREDの記事より・PHOTOGRAPHS BY YURI MANABE

「みえな音」は、WIRED.jp主催の『CREATIVE HACK AWARD 2016』 応募総数424作品の中から、
​ 32のファイナリストに選ばれ、最終プレゼンテーションの結果、SONY特別賞を受賞しました。


WINNERS 受賞作品​
​http://hack2016.wired.jp/ja/winners/
​

「ハック」の定義が揺らぎはじめた: CREATIVE HACK AWARD 2016受賞作、決定!
https://wired.jp/2016/12/01/creative-hack-award-2016-final/


------------- COMMENT -------------
​

『CREATIVE HACK AWARD 2016』審査員講評
●SONY 長谷川豊氏:年齢関係なく、「見えない音をハックする」という方向性がしっかり理解できる作品であり、プレゼンテーションだったと思います。

●落合陽一氏:われわれが普段行っているデジタルコミュニケーションでは、通信できないものはすべてエラーになります。しかし、アナログなラジオではそれがノイズになる。彼はそこに着目し、電波だったり赤外線だったりといった波動を、音として表現しています。そのとらえ方が面白く、いちばん“ハックっぽい”のではないかと思いました。

--------- 西田彩ゾンビ
@zonbi 氏 ---------

リョータくん、素晴らしい。 大人の世界では「見えない音」を、どうせ見えないんだからと切り捨てるようになる。その象徴がmp3とも言える。 




​現在も「みえない音」を探る冒険は継続している。​
のシステムを使用 カスタマイズできるテンプレートで世界唯一のウェブサイトを作成できます。
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